11月上旬に行って来ました。四萬館の別館壺天の露天風呂付客室に宿泊です。1人分の宿泊料金が2万円前後なので、露天風呂付客室にしてはそれ程高くは無いのも嬉しいですね。
湯元四萬館は、井伏鱒二や太宰治など多くの文豪に愛された和風宿です。上記の2人が湯船につかっているところを撮ったモノクロの写真が展示されていました。お風呂の多くが渓流四万川沿いに造られているので、川面や反対側の森林を見ながら湯船につかることができます。5つの貸切露天風呂(無料)は、サイズは小さいのですが基本的に趣向が全て異なっています。別館の壺天は露天風呂付き客室となっています。
こちらがエントランス正面の外観。ちょっと大きな門のような造りに見えます。
奥へ長く続いていくので、反対側から見ると4階建の中規模な旅館であることが分かります。反対側は手入れのなされた中庭です。

壺天は別館とうたっていますが、離れとか長い渡り廊下でつながる別館ではなく、本館から少し廊下が延びている先の最奥の各階3部屋がそうでした。
壺天は本館とは異なり、廊下の雰囲気も写真のように明るい木目中心で上品です(ちょうどこの時間の日の向きの関係で陰になってしまいましたが)。また、小学生以下のお子さんは壺天には泊まれないので静かですよ。
僕らの宿泊時は日曜日の夜ということもあってか、館内を歩いていても他の宿泊客の方にほとんど会いませんでしたので、静かで落ち着いた時間をのんびりと過ごせました。でも、夕飯の食事に行くと結構なお客さんがいたんですよね。これにはちょっとビックリ。彼女も「え~みんなどこにいたの~?」と言っていましたよ(笑)。
四萬館のホームページには、こんな文章も載っています。
「お客様に何かを提供しなくては、ということより、お客様をそっとしておく、悪く言えば、ほっとく事で、、疲れをとっていただくそういう温泉なのです。特に四萬舘はそうかもしれません。そういえば、お得意さまで四萬舘は「ほっといてくれるからいい」なんて褒めて(?)くださる方がけっこういます。」
たしかに、スタッフの方とは館内で出くわすこともほとんど無かったです。そういう意味でも静かな時間を楽しめる人向きの宿といえます。僕は好きですけどね、こういう雰囲気。せっかくカップルで来ているのですから、2人でのんびり&しっぽりしたいもんで^^
食事は、小ぶりな牛すき鍋と焼き魚がメインで、ちょっとした酢の物や煮物が脇を固めるといった、山あいの温泉旅館でよくある感じのもの。1品1品はやや小さめなのですが、見た目以上にお腹いっぱいになる食事でした。全体の写真撮ればよかったですね~。そのなかで特徴的なものを挙げるなら鯉(こい)のカルパッチョです。
鯉は、雪国を中心に冬の栄養源として昔から食べられていました。ただ、こういう味付けよりも甘煮などにすることが多いようです。僕も彼女も甘煮は子供の頃に食べていたので昔話に花が咲いたのですが、カルパッチョで食べるのは初めてでしたので、「へ~こういう食べ方もあるんだね」と感嘆しながら食べました。鯉の身らしい固めの歯ごたえや小骨の多さは、僕らは食べなれているので気になりませんでしたが、好みがハッキリと別れるところですね^^
こちらの写真は朝食の一部です。朝食のなかの一品にそばがありました。このおそば、ゆりそばって名前がついています。四万温泉に来る少し手前で、ゆりそばの看板をみかけて「なんだろうね~食べてみたいね」と話していたので、ここで食べることができてラッキーでした。
麺は非常に柔らかいです。「そばはコシが命だぜ」と思っている人にはいまいちかも知れませんが、僕らは結構気に入りました。館内のお土産コーナーにも置いてありますよ。
さて、注目の部屋とお風呂についてはこちらのページに書いています。
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