美肌効果のある肌に良い温泉・泉質①
温泉の泉質で特に美肌効果が優れいているのが、「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」の3つです。さらにアルカリ性の温泉にも美肌効果があり、その中でも「弱アルカリ性単純温泉」は先の3つに引けを取らない美肌泉質です。
●炭酸水素塩泉(ナトリウム‐重曹泉)
以前はこの泉質を「重曹泉」と読んでいました。主成分の炭酸ナトリウムは料理などで使う重曹の成分で、皮膚の角質層を柔らかくして表面の古い角質を取る作用があります。不要な角質が落ちることでスベスベ肌になり、毛穴の汚れも落ちることで肌のくすみをとる美白効果につながります。入浴中は肌がツルツルする感じがすると思います。
ただ逆に表面の角質が落ちて発散が盛んになる分、入浴後はツルツルが一転カサカサの乾燥肌になりやすいのです。そのため入浴後は少しでも早く保湿ケアをすることをおすすめします。そうすれば温泉成分が蓋をされツルツル・スベスベ肌が長持ちします。
●硫酸塩泉
(カルシウム‐石膏泉)(ナトリウム‐芒硝泉)(マグネシウム‐正苦味泉)
泉質に硫酸などという名前がつくと溶けるようなイメージを持ってしまいますが、その心配は全くありません。以前は硫酸塩泉は大きく3つに分けられ、「石膏泉」「芒硝泉」「正苦味泉」と呼ばれていました。
■石膏泉(せっこうせん)に含まれる硫酸塩イオンは、表皮の角質を落として肌表面を滑らかにするだけでなく、皮膚の弾力繊維を回復し引き締めてくれるので、肌のハリを保つ働きがあると言われています。
■ナトリウム系の芒硝泉(ぼうしょうせん)には潤い成分が含まれているので、肌のセラミドの状態を整えコラーゲン代謝を活性化する働きがあります。
■正苦味泉(せいくみせん)はマグネシウム成分が多いため、便秘に効いて肌がきれいになると飲泉にも使われています。
当ページ最初に紹介した「炭酸水素塩泉」が入浴後は乾燥肌になりやすいのに対して、こちらの「硫酸塩泉」には温泉パック作用があります。角質層の水分を保つ保湿効果が高いのでしっとりしたうるおいが続きます。ちなみに「硫酸塩泉」は、ちょっとした切り傷、すり傷などの傷の治りが早くなる「傷の湯」の効果も持っています。
他の2つ、硫黄泉と弱アルカリ性単純温泉については
美肌効果のある肌に良い温泉・泉質②のページで。