カップルやご夫婦、はたまたお忍びで温泉旅行に行く方におすすめの、人気の露天風呂付き客室がある宿をご紹介。実際に宿泊した体験談を中心にくちこみ情報を掲載しています。

温泉と美肌の豆知識

美白の湯 美人の湯 日本3大美人の湯

女性が温泉に入るとき美肌効果を期待する方も多いのではないでしょうか?「美人の湯」と言われるものは「美肌になる湯の成分を多く含んでいる」ということです。温泉に含まれる多彩な成分が美容効果をもたらし、肌を磨く手助けをしてくれるのです。


温泉は、基本的に温熱作用と保温作用があるため、血行が良くなることによる美肌効果が望めます。さらに泉質により新陳代謝を促進し肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートします。それなら、より美肌効果の高い温泉に入りたいところです。

hadakabijyo.jpg温泉の泉質は大きく分けて11種類あります。それぞれさらに、強アルカリ、弱アルカリ、中性、弱酸性、酸性の湯に分かれます。肌に及ぼす影響はいろいろありますので、肌質や、なりたい肌によって行く温泉を決めるのもいいですね。スベスベ肌を手に入れたいのか、シミ・くすみを取り除きたいのか、しっとり肌になりたいのか。自分の目的に合った温泉選びと入り方を実践すると温泉による美肌効果がアップします。


中でも美肌の湯としておすすめなのは、弱アルカリ性の炭酸水素塩泉(ナトリウム系‐重曹泉)です。お湯がトロンとしていて軟らかく、湯上りの感触は格別といわれています。肌表面の余分な角質を除去するとともに保湿効果にもすぐれているからです。弱アルカリ性重曹泉温泉はなかなか無いのですが、西日本の方が探しやすいようです。代表的なのは和歌山の龍神温泉。龍神温泉は日本三大美人の湯のひとつに数えられていますので、美肌効果は折り紙つきですね。


日本3大美人温泉の他の2つは、群馬県の川中温泉島根県の湯の川温泉です(川中温泉ではなく同じく群馬県の松ノ湯温泉が三大美人湯に数えられる場合もあります)。川中温泉は、肌を滑らかに整える硫酸塩泉(カルシウム系‐石膏泉)の泉質で、湯の川温泉は、肌をすべすべにしてかつ保温効果のある硫酸塩・塩化物泉(ナトリウム・カルシウム系 -含食塩石膏泉 / 芒硝泉)となっています。


3つの湯は、すべて弱アルカリ性です。アルカリ性の湯は、石鹸のような作用で汚れを取り除くので、肌がツルツルすべすべになります。このほか「硫黄泉」も美肌の湯として知られています。硫黄泉や重曹泉は、皮膚の角質を柔らかくするなどの科学的根拠があるとされています。肌の不要な角質を取るのと毛穴の汚れを取ることから、ツルツル肌効果と美白効果があると言う訳です。

部屋露天アップ.jpg泉質そのものに美肌効果がある場合、温泉入浴後のスキンケアは不要のように感じますが、そうではありません。入浴後もしばらくは、皮膚に入った温泉成分が吸収され続けるため、いつまでも肌がツルツルしているように感じます。

しかし余分な老廃物や汗とともに、肌の水分も出てしまっていますので、そのまま放っておくと、時間の経過とともに肌はカサカサになります。入浴後すぐに化粧水などを塗ることで、温泉成分を含んだ保湿状態が保たれます。


温泉に入った後の肌は、古い角質が取れて肌の受け入れ状態が整っているので、ここで丁寧にスキンケアすれば、普段の何倍も効果が上がると言えます。顔にペタンと貼るだけのシートパックなどは簡単お手軽なので、温泉でのリラックス気分にピッタリではないでしょうか。


美肌効果のある肌に良い温泉・泉質①

温泉の泉質で特に美肌効果が優れいているのが、「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」の3つです。さらにアルカリ性の温泉にも美肌効果があり、その中でも「弱アルカリ性単純温泉」は先の3つに引けを取らない美肌泉質です。


●炭酸水素塩泉(ナトリウム‐重曹泉)
以前はこの泉質を「重曹泉」と読んでいました。主成分の炭酸ナトリウムは料理などで使う重曹の成分で、皮膚の角質層を柔らかくして表面の古い角質を取る作用があります。不要な角質が落ちることでスベスベ肌になり、毛穴の汚れも落ちることで肌のくすみをとる美白効果につながります。入浴中は肌がツルツルする感じがすると思います。

檜風呂 アップ.jpgただ逆に表面の角質が落ちて発散が盛んになる分、入浴後はツルツルが一転カサカサの乾燥肌になりやすいのです。そのため入浴後は少しでも早く保湿ケアをすることをおすすめします。そうすれば温泉成分が蓋をされツルツル・スベスベ肌が長持ちします。


●硫酸塩泉
(カルシウム‐石膏泉)(ナトリウム‐芒硝泉)(マグネシウム‐正苦味泉)

泉質に硫酸などという名前がつくと溶けるようなイメージを持ってしまいますが、その心配は全くありません。以前は硫酸塩泉は大きく3つに分けられ、「石膏泉」「芒硝泉」「正苦味泉」と呼ばれていました。
■石膏泉(せっこうせん)に含まれる硫酸塩イオンは、表皮の角質を落として肌表面を滑らかにするだけでなく、皮膚の弾力繊維を回復し引き締めてくれるので、肌のハリを保つ働きがあると言われています。
■ナトリウム系の芒硝泉(ぼうしょうせん)には潤い成分が含まれているので、肌のセラミドの状態を整えコラーゲン代謝を活性化する働きがあります。
■正苦味泉(せいくみせん)はマグネシウム成分が多いため、便秘に効いて肌がきれいになると飲泉にも使われています。

IMGP0016.JPG当ページ最初に紹介した「炭酸水素塩泉」が入浴後は乾燥肌になりやすいのに対して、こちらの「硫酸塩泉」には温泉パック作用があります。角質層の水分を保つ保湿効果が高いのでしっとりしたうるおいが続きます。ちなみに「硫酸塩泉」は、ちょっとした切り傷、すり傷などの傷の治りが早くなる「傷の湯」の効果も持っています。


他の2つ、硫黄泉と弱アルカリ性単純温泉については
美肌効果のある肌に良い温泉・泉質②のページで。


美肌効果のある肌に良い温泉・泉質②

●硫黄泉(いおうせん)
硫黄泉はいかにも温泉という独特の香りと濁った湯の色という特徴があります。硫黄泉には清浄殺菌効果や漂白作用があるため、余分な皮脂を取り除かれます。にきび・吹き出ものが出やすい方、油症の方に効きやすい温泉です。また不要な角質を落とし肌の余分な脂分を取り除く働きにより角質層に含まれるメラニンも落とすため、肌が白くなったように感じられます。これがシミを薄くする美白効果や紫外線から肌を守る作用につながります。

Photo_草津温泉_20050211102654.jpg硫黄泉は美肌効果だけでなく、慢性皮膚病など皮膚の表面のトラブルにも効きます。さらには、糖尿病、動脈硬化、高血圧、慢性婦人病など様々な疾患にも効果あり、まるで万能薬のようでもあります。


ただ逆に効能が高いだけに強い温泉なので「湯あたり」に注意が必要です。また行こう泉の強い刺激に肌が負ける場合もありますので「あがり湯」はした方が良いようです。


●ph7.5以上のアルカリ性温泉(単純温泉)
アルカリ性の温泉には皮脂を溶かす作用があり、肌表面の皮脂や汚れ、古い角質を落として肌をなめらかにしてくれます。石鹸のような効果があるといわれるのはこれが所以です。アルカリ性単純温泉はphの値で分類がなされています。ph7.5以上が弱アルカリ性、8.5以上がアルカリ性、10以上が強アルカリ性です。phの値が高い温泉は入るとすぐに肌がスベスベになってくるのがわかります。


ただし必ずしも高いph値が良いとは限りません。他の泉質が出ている場合は、ph7.5以上ph8.5未満の弱アルカリ性の方が美肌を手に入れるには効果的だったりします(日本3大美人の湯の泉質を見てください)。

単純温泉.jpg単純温泉の良さは刺激が少なくリラックスできることです。弱アルカリ性単純泉は、アルカリ成分による肌の角質を取る美肌効果と、単純温泉ならではの柔らかい程良い肌への刺激で、全身の血行を良くします。それは皮膚の新陳代謝をアップさせ、肌のくすみの解消へとつながります。



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